頭痛外来の対象となる
症状
月に何度も頭痛がある、または一度の痛みが非常に強いと感じる場合は、専門的な診断と治療が必要になります。頭痛外来への受診をご検討ください。
頭痛外来では、主に以下の頭痛を診療しています。
- 一次性頭痛
片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛など
- 二次性頭痛の一部
薬物乱用頭痛、頸原性頭痛など
頭痛の種類と見分け方
| 緊張型頭痛 | 後頭部を中心に締め付けられるように痛む（30分～7日間） |
|---|---|
| 片頭痛 | 脈を打つように頭の片側がズキズキと痛む（4～72時間） |
| 群発性頭痛 | 目の奥に強い痛みを感じる（15分～3時間／1～3カ月） |
| 薬物乱用頭痛 | 頭部を締め付けるような痛みが持続的に続く（1カ月に15日以上） |
| 頸原性頭痛 | 目の奥などに鈍い痛みや重みが感じられる（数日～数週間) |
当クリニックで行う
頭痛診療の内容
頭痛外来では、まず専門医が時間をかけて問診を行い、頭痛のタイプや頻度、症状などを詳しくお伺いします。必要に応じて血液検査やCT、MRIなどの検査を行い、正確な診断を目指します。
その後、検査結果を踏まえ、薬の処方はもちろん、日常生活での注意点や予防策まで含めたより良い治療プランをご提案いたします。
丁寧な問診
つらい頭痛にお悩みの方は、発症された時期、起こる頻度、痛みの続く時間、どのような種類の痛みかなど詳しくお聞かせください。お話しいただいた内容をもとに、頭痛の種類と原因を丁寧に特定し、適切な治療法を見つけていきます。
専門医による治療が可能
偏頭痛治療薬「抗CGRP薬」やボトックス治療など、専門医院ならではの治療が可能です。症状に応じた薬剤を使用しておりますので、気になる方はお気軽にお尋ねください。
包括的なケア
薬物療法だけに留まらず、食事や睡眠といった生活習慣の改善指導、痛みを和らげるためのセルフケア、そして頭痛を繰り返さないための予防戦略まで、多角的なアプローチで頭痛の悩みに応えます。
頭痛ダイアリー
頭痛ダイアリーは、頭痛の頻度や症状、薬の服用状況などを日々記録することで、自分の頭痛を客観的に把握し、医師に正確に伝えるためのツールです。
受診の目安とタイミング
「もしかして、ただの頭痛じゃないかも？」と感じたら、それが受診のタイミングです。月に何度も頭痛がある、痛みがどんどん強くなっている、市販薬が効かない、あるいは頭痛と一緒に吐き気や目の見えにくさなどの症状がある場合は、迷わず頭痛外来を受診してください。専門医のみが取り扱い可能な抗CGRP阻害薬の処方が可能です。適切な診断と治療を行います。
ボトックスについて
当クリニックでは頭痛や肩凝りの治療としてのエラや頭皮、顔面へのボトックス注射も行っております。咬筋や僧帽筋などの硬直した筋肉を和らげることで血行が促進され、筋肉のこわばりが原因の頭痛や肩凝りの改善が期待できます。
料金
ボトックス
| 処方 | 費用（税込） |
|---|---|
| エラボトックス（ボトックスビスタ50単位） | 29,700円 |
| エラボトックス（ボトックスビスタ100単位） | 54,780円 |
| 肩ボトックス(ボトックスビスタ50単位) | 29,700円 |
| 肩ボトックス(ボトックスビスタ100単位) | 54,780円 |
| 脇ボトックス(ボトックスビスタ50単位) | 29,700円 |
| 脇ボトックス(ボトックスビスタ100単位) | 54,780円 |
| ふくらはぎボトックス(ボトックスビスタ50単位) | 29,700円 |
| ふくらはぎボトックス(ボトックスビスタ100単位) | 54,780円 |
| 噛み締めボトックス | 29,700円 |
| 片頭痛ボトックス | 22,000円 |
| 肩こりボトックス | 29,700円 |
アラガン社のボトックスを使用しています。
